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ケインズが頭を床にこすりつけてコロコロしています
「おいしかったねー」
「おしかったねー、じゃないわよ!」
シーザーがケインズを前足でポカリ!
「わー、わー、ごめんなさい」
今度はおなかを上にして降参のコロコロ
それを横目に、マルクスは静かにごちそうさまのコロコロ
「モデル作戦は見事に失敗したわねぇ」
ふう、と3匹はため息をつきました
「なにかプレゼントできないでしょうか?」
マルクスがいいました
「プレゼントといってもねぇ、何がいいかしら?」

「はい!はい!」
「はい、ケインズくん、なんですか?」
「おいしいもの!飼い主さんが好きなもの!」
ケインズがしっぽをピコピコさせて言いました
「いいと思いますが、具体的にはどんなもの?」
マルクスが鼻をひくひくさせて言いました
「あのね、お散歩の途中に飼い主さんが『黒い水』を飲んでたの」
ケインズはなんだか得意顔です
「あ、なんだか焦げくさいにおいのする水ね」
「僕は、甘いにおいがするなぁ」
「あのね、あのね、飼い主さん、おいしそうだったよ」
ケインズの鼻息がだんだん荒くなってきました
「でも、あれを箱から出すには、銀色の丸いものが必要なんだよ」
マルクスが言いました
「うん、でも、オイラ、このあいだ、見たよ、道ばたに、あったよ」
「いつもあるとは限らないでしょ?」
「あるもん!昨日、あったもん!なくても臭いで探すモン!」
「うまくいきますかねぇ」
「うまくいくもん!オイラ、がんばる!がんばるよ!」
「やってみようか」
3匹の次の計画は、自動販売機のコーヒーをプレゼントすることになったようです


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